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冬でも晴天日は追焚きなしで使えますか?

はい、そのまま使えます。M220Ⅲの場合、熊本市における12月晴天日の加温度は45℃です。(方位:真南、角度:32度)一般的に入浴温度は、42℃ですので入浴温度を確保できる事になります。

(水の温度) (ソーラー加湿度) (上昇温度) (風呂放熱温度) (風呂(採湯)温度)
熊本市 9℃ 45℃ 54℃ 10℃ 44℃

上昇温度=加温度+入水温度

晴天日は冬でも高温に沸くのはなぜですか?

集熱面積1m²当りの水量が少ない方がよく沸きます。
貯湯タンク(お湯をためるタンク)が100℃になっても耐熱・耐久性のあるステンレス素材を使用しているので、できるのです。

※ポリタンクの場合は一晩で17℃~20℃冷め、30%放熱します。
アズマソーラーは2月北海道北見で外気温-18℃で、翌朝4℃しか冷めません。

上昇温度=加温度+入水温度

台所用水に使えるのはなぜですか?

貯湯タンクや集熱パネルなどが、ステンレスで作られているので、ポリエチレン使用の場合と違い、可塑剤や酸化防止剤が加温されてタンク素材からの溶出がなく、より安全なのです。

(例)ポリとステンレスの水筒を比較してみて下さい。
ポリの方にお茶を入れると匂いや味・色が変わります。ステンレスの水筒は美味しく飲めます。飲料用には、熱交換タイプもありますし、配管をシリコンホース・ステンレス配管にしますとなお安全になります。

なぜ耐久性がいいのですか?

貯湯タンク・集熱パネル・給水器・ビス類までステンレスで作られており、貯湯タンクもステンレス溶接加工しているので、空焚きや沸騰してもひずみや破損が発生しません。また、耐熱・保温材に耐久的素材を使用し経年変化がありません。

なぜ貯湯タンクはステンレスで作られているのですか?

アズマソーラーは、100℃になることがありますので、これに耐える素材でなければなりません。ステンレス素材に溶接加工され、耐久性・保温性に優れています。一般にポリエチレンによるブロー形成加工されたタンク(灯油の18ℓポリ缶と同じ)が使用され、高温になると可塑剤や酸化防止剤が溶出しますが、ステンレスはこのような事がなく、台所や赤ちゃんのお風呂にも安心して使えるからです。ステンレスタンクは、沸騰しても空焚きしてもひずみや変形がなく、故障しにくいのです。

貯湯タンクが給水部と分離保温されているのはなぜですか?
  • 貯湯タンクが密閉されて保温性が高くなります。
  • 貯湯タンクの満水時に構造的に空気層をなくし、対流による放熱を防止するためです。
  • 給水タンク(ボールタップによる自動止水装置)からの放熱をなくすためです。
  • 水を温めると出てくる塩素ガスがボールタップに付着し、故障を起こさないためです。
なぜ配管において下部給湯をすすめるのですか?

給湯配管には、下部給湯と上部給湯があります。
下部給湯の場合、その日に集熱したソーラーエネルギーをそのまま直接利用するので最も省エネ効果の高いやり方です。
上部給湯(下部から押上げ上部から給湯する)の場合、1回目の給湯では熱いお湯が出ますが、2回目からは水と混ざり、温度が下がるので効果が低くなります。貯湯タンクに常に満水の状態ですから、そこには30%ぐらいの熱量が残る事になり、100%使い切ることができません。
アズマソーラーは空焚きしても大丈夫なので100%採湯できる下部給湯を提案しています。

屋根の上にかかる重さは大丈夫ですか?

1m²当りのところに人間が一人乗った程度の重さですので大丈夫です。
例えば、アズマソーラーの満水重量と接面積は次の通りです。

M220Ⅱ M220Ⅲ ML270Ⅲ
本器の重量 102kg 162kg 207kg
満水時容量 220kg 220kg 270kg
322kg 382kg 477kg
設置面積 4㎡ 6㎡ 7.6㎡
1㎡当り重量 80kg/㎡ 63kg/㎡ 62kg/㎡

原理や構造はどのようなものですか?

「ソーラーゆたんぽ床暖房」は床暖房方式の温水式床暖房の自然対流式に入ります。

  • 蓄熱槽内の高温水は温度比重が軽いので、パイプを通ってゆたんぽのような構造の放熱パネルに循環し、上がっていきます。
  • 放熱パネルに入った高温水はパネル上面に沿って広がります。
  • この時、高温水の熱がパネルを伝わり輻射熱として面放熱されます。またパネルは直接触れるようになっていますので、熱効率がいいのです。
  • 放熱した高温水は比重の重い低温水となり、パネル下面のパイプから蓄熱槽に下りていきます。
  • 1~4を繰り返すことを自然対流循環と呼びます。
どのようなシステムなのですか?
  • ソーラーパネルに水道などから給水します。
  • 太陽熱により水が高温水(60℃~70℃)になります。
  • 高温水を蓄熱槽に落とします。
  • 雨などの時はボイラーからも給湯できます。
  • 蓄熱槽に入った高温水は、床や壁などのパネルに自然循環します。
  • パネルから高温水の熱が輻射熱として放熱されます。これにより足元やお部屋が暖められます。
  • 放熱して温度の下がった低温水(25℃~30℃)は蓄熱槽に自然循環で戻ります。
  • 低温水は台所やお風呂に利用できる他、ソーラーパネルへリサイクルすることもできます。
  • 夜間長時間使う時や、温度調整したい時は補助電熱ヒーターで調整もできます。
    ※住宅の気密が良い場合は6帖間が約10℃加温されます。
    ※断熱材などの入っていない一般住宅の場合、輻射熱の拡散などにより部屋全体の暖房感が足りなく感じることもあります。その場合は補助暖房機をお使い下さい。
なぜ音がしないのですか?

自然対流床暖房の場合、蓄熱槽から床暖房放熱パネルへ、放熱パネルから蓄熱槽へと、温度比重により自然対流で温水が循環するので、強制ポンプがいりません。従って音がなく、ランニングコストがかかりません。
(従来の温水床暖房の場合、蓄熱槽から10m/mΦ銅パイプ(架橋ポリ)の中へ高温水を強制循環させるので伝導放熱と熱交換負荷が生じ、強制ポンプを利用しなければならないので、音がし、ランニングコストがかかります。)

なぜ低温水で対流し、放熱効率が高いのですか?

アズマの自然対流床暖房パネルの放熱タンクは“ゆたんぽ”のように、直接放熱面に作用しているので大変効率がよいのです。蓄熱槽温水が30℃であれば、そのまま床暖房表面温度も30℃で保持することができます。低温通水で床暖房ができますと、火傷の心配がありません。また、低温蓄熱で放熱が少なく省エネ的です。

なぜ温度ムラがないのですか?

アズマの自然対流放熱器表面の温度分布ムラが2℃~3℃と少なく(強制式は8℃~10℃)、自然対流給湯は、温水が温度比重差で高い放熱面に沿って連続的に対流しているからです。強制循環方式は銅パイプの入り口と出口の温度差、指示温度のセンサーの入った部分と他の部分の温度差による時、差ムラに加えて不安定で、高温水でないと表面の温度保持が難しくなります。